刑事事件に関してインターネットで検索をしていると、『刑事事件弁護士ナビ』というサイトを目にすることがあるかと思います。
色々な法律コラムが書かれていたり、弁護士が掲載されていたり…、果たして信用できるサイトなのでしょうか?そして刑事事件弁護士ナビは何ができるサイトなのでしょうか?
今回は、刑事事件弁護士ナビという弁護士検索のポータルサイトのご説明や使い方などについてご説明したいと思います。
刑事事件弁護士ナビはどんなサイト?サイトの中身と運営会社
まず、『刑事事件弁護士ナビ』というサイトがどのような中身になっていて、どういう会社が運営しているのでしょうか?
刑事事件での法律という少しデリケートな話題ですから、運営会社も気になる部分ですね。
弁護士検索のためのポータルサイト
まず率直に言いますと、刑事事件弁護士ナビは刑事事件に注力している弁護士を多く掲載しているポータルサイトです。
ユーザーの方は刑事事件弁護士ナビを訪れることで刑事事件に注力している弁護士を簡単に探すことができますし、そのようなユーザーが集まるので弁護士側は広告費を支払って情報を掲載している形となっています。
簡単に言えば、刑事事件弁護士版のぐるなびや食べログのようなものです。
※ポータルサイト
インターネット検索などから多くのユーザーを集める大規模サイト。港(port)の派生語で「入口」を意味します。 |
掲載事務所の数
刑事事件弁護士ナビには、2019年9月現在、全国で100事務所ほどの弁護士事務所が掲載されているようです。
東京・大阪が多く(10~30事務所)、次いで全国の主要都市や関東地方の弁護士事務所も多め(10事務所前後)に掲載されています。
引用:「刑事事件弁護士ナビ」
ただ、都道府県によっては弁護士事務所の掲載がない地域もあるようで、その場合は近隣の都道府県や全国対応の弁護士事務所が表示されるようですね。
実際、刑事事件の依頼となると他県の弁護士事務所に依頼することはあまりないので、他の方法で探さざるを得ないことにもなりますね。相談だけなら可能かもしれません。
会員登録や費用は無料
刑事事件弁護士ナビを利用するにあたって、特にユーザーの方が料金や会員登録が必要になるケースはありません。
刑事事件弁護士ナビの閲覧、Q&Aへの投稿や回答の閲覧、掲載事務所へのご連絡など、サイトのご利用に際して費用は発生いたしません。(※一部、お電話による通話料が発生する場合がありますが、刑事事件弁護士ナビ を運営する株式会社アシロがサイト閲覧者に対して費用を請求することは一切ございません。)
ただし、個別の弁護士(弁護士法人)へ面談による相談をしたり、事件の解決を依頼した際には、該当する弁護士(弁護士法人)への費用が発生する可能性があります。弁護士(弁護士法人)によって費用体系が異なるケースがありますので、詳しくは当該弁護士(弁護士法人)へお問い合わせください。
弁護士に相談や依頼をした場合には当然ながら費用がかかります。ただ、相談無料で相談を受けてくれる弁護士事務所も多く掲載されていました。
刑事事件に関するコンテンツが多数
刑事事件弁護士ナビでは、2019年9月現在500記事近くの法律記事が公開されています。こちらを見るだけでもかなり法律知識が身につきますので、実際に身近な方が刑事事件に関わってしまったような状況だと、かなりためになる記事も多いと思います。
弁護士監修の法律コラム
刑事事件の法律にまつわる記事は317記事公開されていました。
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このような疑問に答えてくれる記事が盛りだくさんです。
引用:「刑事事件弁護士ナビ」
また、各記事1つずつ上のように弁護士からの監修も入っています。
全てのコラム記事(弁護士又は司法書士が執筆した記事を除きます)について、弁護士のリーガルチェックを実施し、法的正確性並びに有益性等の確認を行った上でコラム記事の公開を実施
引用:「コラム記事の執筆体制|株式会社アシロ」
運営会社のコラム執筆ガイドラインにも書いてあるように、弁護士によるリーガルチェックもきちんとされているので、記事の内容もかなりしっかりしたものです。
刑事事件マガジン
また、上記の法律コラムとは少し違ったニュアンスの『刑事事件マガジン』という記事が154記事公開されています。
こちらは「これって犯罪になるの?」といった、日常の中にある犯罪行為などの疑問を法的観点から取り上げていく内容となっています。
また、最近では『阿曽山大噴火』という裁判傍聴芸人が、実際に行った刑事裁判での裁判官と被告人のやり取りをコラムにしていました。けっこうリアリティがあって読み応えもあります。
刑事事件弁護士ナビ運営会社情報
刑事事件弁護士ナビは、『株式会社アシロ』という一般企業が運営を行っています。法律関係のサイトを多数運営していますが、弁護士法人ではありません。
先ほどのガイドラインのように、弁護士によるリーガルチェックを経て法律情報をインタ―ネット上で公開しているインターネットメディア企業です。
参考:「株式会社アシロ」
株式会社アシロの会社概要
会社名 | 株式会社アシロ |
代表者 | 中山 博登 |
設立 | 2009年11月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 50名 |
事業内容 | インターネットメディア事業 |
住所 | 東京都新宿区西新宿7-7-29 西新宿ビル |
参考:「会社概要|株式会社アシロ」
刑事事件弁護士ナビの姉妹サイト
株式会社アシロでは、刑事事件弁護士ナビ以外にも他の法律分野に関するサイトを多数運営しています。
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参考:「弁護士メディア事業|株式会社アシロ」
このように、刑事事件弁護士ナビも含めると、弁護士メディアだけでも11サイトあります。しかも、各サイト数百記事のコラムが公開されており、かなりのボリュームです。
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参考:「派生メディア事業|株式会社アシロ」
他にも弁護士とは少し離れた派生メディアがいくつかあります。
刑事事件弁護士ナビを使ってできること
こちらでは、刑事事件弁護士ナビを使ってユーザー(サイト訪問者)は何ができるのかをまとめていきたいと思います。
手軽に弁護士探し|刑事事件弁護士ナビでの弁護士の探し方
最初の方でお伝えしましたが、刑事事件弁護士ナビでは全国100前後の弁護士事務所が掲載されています。
実際に刑事事件を起こしてしまった場合は、刑事弁護や示談など、弁護士に依頼するケースが多いのですが、いざそのような状況になった時に身近に頼れる弁護士がいない方も多いでしょう。
そういった方に対して、手軽に弁護士を探して相談することができるサイトです。
気軽に弁護士にQ&A
また、法律に関するちょっとした疑問があれば、弁護士から直接回答がもらえるQ&Aも利用できます。刑事事件弁護士ナビではないのですが、さきほど姉妹サイトとしご紹介した『あなたの弁護士』から利用が可能です。
ヤフー知恵袋などの匿名Q&Aよりも正確な回答をもらうことができるでしょう。ただし、法律・弁護士と関係がない質問に関しては回答が付かない場合もあります。
刑事事件コラムで法律を学ぶ
刑事事件弁護士ナビでは、500ほどの法律記事が公開されていますので、ご自身の関わる事件に関する情報を得るだけでもかなりしっかりした情報が載っているでしょう。
記事を読んでみて、それだけでやるべきことが見つかるかもしれませんし、自分だけでの解決が難しいようでしたらすぐに弁護士を探すことができます。
まとめ|刑事事件弁護士ナビを弁護士探しに役立てよう
刑事事件弁護士ナビは、刑事事件に力を入れている弁護士事務所を100ヶ所ほど掲載しています。全国主要都市であれば、大抵弁護士事務所が掲載されていますので、弁護士探しにぜひ役立ててみてください。
また、弁護士からのチェックが入った刑事事件にまつわるコラムも500記事ほどあります。かなりのボリュームで、悩みや困ったことがある場合のヒントにもなると思います。
もし、あなた自身や身近な方が刑事事件を起こしてしまった時は、参考になることも多く書かれていますので、ぜひ刑事事件弁護士ナビを有効活用してみてください。